|
九十九島(くじゅうくしま)は、長崎県の佐世保市、平戸市にかけての北松浦半島西岸に連なるリアス式海岸の群島である。全域が西海国立公園に指定されている。 ==地理・概要== 全て旧北松浦郡。島の総数は現在公式には208とされている。これは佐世保市等による「九十九島の数調査研究会」の調査によるものであるが、島の定義等により異説もある。 平戸藩主松浦静山が、秋田県の象潟九十九島(くじゅうくしま)に倣い名づけた。測量に訪れた伊能忠敬は、『七十に 近き春にぞ あひの浦(相神浦〈相浦〉) 九十九島を いきの松原』と狂歌を残している。 途中の佐々川河口を境として北側を「北九十九島」、南側を「南九十九島」と呼ぶことがある。南九十九島は遊覧船「パールクィーン」が佐世保市鹿子前(かしまえ)の西海パールシーリゾートから出航している他、シーカヤックやヨット等のマリンスポーツも盛んである。日本百景に選定されている。 また、カキの生産地(天然・養殖とも)でもあり、冬場には地元漁協によるイベントも行われる。 佐世保市は1999年より9月19日を「九十九島の日」としており、この日前後に西海パールシーリゾートで「九十九島の祭典」を開催している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「九十九島 (西海国立公園)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|